ポケカラ

ポケカラマイク(第2世代)をiPhoneで使った感想

ポケカラマイク レビュー(iPhone)

ポケカラ公式からポケカラマイク(第2世代)が発売!
純正イヤホンマイクに比べて音質や使い勝手が良いか気になって購入しました。

  • 純正イヤホンマイクと比べて音質はよいか
  • Bluetooth接続は遅延するのか
  • マイク本体とのつなぎかた

など、実際につかってみて感じたことを率直にレビューしてみました。
購入を考えている方の参考になればと思います!

iPhone12を使ってレビューしています。(ライトニング端子対応の端末であれば同様の使用感になるかと思います)

【結論】ポケカラのマイクとしてオススメできない

ポケカラマイク’(第二世代)

使い勝手・音質・アプリとの相性。
率直に純正イヤホンマイクのほうが良い、と感じました。

価格もそれなりするので「純正イヤホンマイクより高音質なのでは!」
と、期待するとガッカリします。

まずBluetooth接続は遅延しすぎて録音に向いていません。

録音するには有線接続が必須です。
ただし付属品は録音用マイクケーブル100cm(両端3.5mmジャック)なので、今のスマホでは多くの場合、変換ケーブルが必要となります。

また、採点は純正イヤホンマイクと比較して低い点数になりがちです。
(マイクとの距離がかなり影響する)

製品紹介では「様々な用途に使える!」と銘打ってますが中途半端感がスゴイ。
このマイクは何用なのだろうか。モヤモヤが晴れません。

FireTVStickのTV版ポケカラアプリ用?

TV版ポケカラアプリ用としてはアリなのかな?と感じました。

<FireTVStickとは>
テレビのHDMI端子に接続する機器。YoutubeやPrimeVideoなどを視聴できます。コレがあれば古いTVでもYoutubeがみれる優れもの。
通信にwifi接続が必要。

FireTVStickでTV版ポケカラをダウンロードできます(googleアカウントが必要)
また、設定画面からポケカラマイクをBluetoothで接続可能。

いわゆるテレビカラオケとして家族でワイワイ歌えます。

スマホアプリ版と仕様がかなり違い、TV版専用で会員登録が必要(月額課金)
通販番組で売ってるようなカラオケ機能付きマイクよりは良いですね。

マイク本体や付属品

マイク本体や同梱物について紹介します。

マイク本体と同梱品
  • マイク本体
  • USB充電ケーブル
  • 録音用マイクケーブル100cm(両端3.5mmジャック)
  • 日本語取扱説明書

ケーブルは充電用と録音用の2種類が入っています。

ケーブル2種類と取扱説明書

マイク本体の大きさや重量

マイクの大きさを、ダイナミックマイクのSM58と比べてみました。

マイク本体の大きさを比較

初代より小さくなったといえど、一般的なマイクよりまだ大きいですね。
重量は261gと軽め。

マイク本体とiPhoneを有線接続でつなぐ方法

録音する場合は有線接続が必須です。
つなぎ方や必要となる機器の紹介をします。

有線接続には変換ケーブルが必要

まず、同梱品だけでは接続できません
上の画像はiPhoneの接続イメージです(Lightning端子)

  1. ライトニング3.5mmヘッドフォンジャックアダプタ
  2. 3.5mmジャックイヤホン

上記のケーブルとイヤホンが必要となります。
②については3.5mmジャックイヤホンであれば何でもかまいません。
(写真はiPhone純正のイヤホンジャックをつないでいます)

①ライトニング3.5mmヘッドフォンジャックアダプタ

②3.5mmジャックイヤホン

ポケカラアプリ(iPhone)で検証

ポケカラアプリで気になることを検証します!

Bluetooth接続の遅延はどの程度?

Bluetoothの遅延

録音後の編集画面です。何曲か録音してみたところ
「声を250ミリ秒前に移動」
で伴奏と同じくらいになります。

歌うときは自分の声が腹話術のように遅れて聞こえるためマイク音量0が必須。
後で調整できるけどズレているため点数も低く、歌っていてストレスがたまりますね。
Bluetoothでつなぐのはナシかな。

サウンドエフェクトはルーム・ライブ用

マイク電源をいれたあと、電源ボタンを押すたびに10種類のエフェクトへ変更できます。
ルームやライブではボイスチェンジャーのように声を変えて楽しめますね。
ただし、録音では反映されません

初代ポケマイクで不評だったのか、エフェクトなし(オリジナルエフェクト)が追加されています。

音質は可もなく不可もなく

マイクの音質は普通。コスパや使い勝手を考えると純正イヤホンマイクで良いかな…。

伴奏は純正イヤホンよりキレイに聞こえます。
自分の耳に入る音だけですが。

気になったのが無音のときに機械音のようなノイズがきこえること。ボリューム絞ってもBluetoothでも有線でも聞こえる。個体差か検証したいところです。

集音範囲がせまく環境音を拾いにくい

マイクの頭頂部から~10cmくらいで集音します。思ったより近くないと音をひろいません。側面やナナメからの音はかなりひろいにくい。

空調や環境音を気にせず配信や録音ができるともいえます。
人によって好みがでるところ。

まとめ ポケカラアプリではオススメできない

スマホアプリ用としては

  • 録音には有線推奨
  • 有線でつなぐには変換ケーブルが必要で思ったより高くなる
  • 値段相応のマイク音質とはいいがたい

そもそもiPhoneは純正イヤホンマイクが優秀ですよね。
それ以上の音質を求めるなら

  • オーディオインターフェース+マイク

カラオケマイクのようにつなぎたいなら

あたりが良いかなと思います。

TV版ポケカラアプリ用としては良いかもしれません。

以上、ポケカラマイク(第二世代)のレビューでした。